どうも、ハルです。
今回は私が現在ハマっている日常とホラーが共存する作品
幽霊が見えてしまう女子高生が、遭遇する幽霊を全力で無視する
twitter発の新感覚ホラーコメディ『見える子ちゃん』の感想・紹介です。
作品情報
■出版社
KADOKAWA(MFC)
■著者
泉朝樹
■巻数
現2巻刊行
■関連キーワード
ホラー / コメディ / 日常 / 学園
あらすじ
異形な“ヤバいやつ”との遭遇を全てシカトで凌ぐ。新感覚ホラーコメディ!
KADOKAWA - 『見える子ちゃん』より
ある日突然、普通の人には見えない異形な存在が見えるようになってしまった「みこ」。彼女は彼らから逃げるでもなく、立ち向かうでもなく…精一杯シカトしつづける事に。怖いようで怖くない、新感覚ホラーコメディ!
見所
怖すぎる幽霊
コミックスの帯に微ホラーと書いてあったけど、登場する幽霊は全て化物じみた恐ろしいビジュアル....
ホラー系が苦手な人にはこれだけで引いてしまうかもしれないですが、すごく怖い幽霊と可愛い女子高生のギャップが作品を引き立てています。
見えてしまう主人公
主人公・みこは幽霊が見えてしまう女子高生。
何度もヤバそうな幽霊に遭遇しますが、その対処法はシカト。
見えるだけで除霊やお祓いもできないみこには、ただ見えないふりをしてやり過ごすしかないのです。
もちろん恐怖心がないわけではないので、見えないふりをしていても内心はとてもビビっている。
そんなみこのリアクションにも注目してほしいです。
怖すぎる日常
化物じみた見た目の幽霊がたくさん登場しますが、この作品は日常系作品です。
幽霊が見えてしまう主人公・みこが、如何にもヤバそうな幽霊たちを怖がり涙目になりながらも必死で見えないふりをしてやり過ごす。
そんな何か起こりそうで起こらないハラハラする展開が癖になる作品です。
まとめ・感想
初めて読んだときは描かれている幽霊の化物感に
こんなん絶対主人公ひどい目に合うじゃん!
って思ったりもしましたが、読み終えてみれば、あら不思議、ホラーと日常が良い感じに調和したコメディっぽさを感じる内容でした。
コメディと言っても声を出して笑うようなものではなく、幽霊と主人公・みこの ミエテル?⇒見えないふり という本作のテンプレと化した展開と、頑張って見えないふりをするみこのリアクションを静かに楽しむものですね。
幽霊の怖さとは裏腹に軽い感じで読み進めていくことができるので、ホラーは苦手って方でも気軽に読めるかなって思いました。
ホラー系が好きだよって方にはおススメできる作品かなって思いますが、日常系でもあるので刺激がなくちゃダメって方には向かなさそう。
・変わったコメディが読みたい
同系統・雰囲気が近い作品
- 『不良退魔師レイナ』(著:OTOSAMA / LINE Digital Frontier)
- 『口裂け姐さん』(著:櫻日和鮎実 / スクウェア・エニックス )
- 『週末の貞子さん』(著:夏目こま / KADOKAWA)
- 『貞子さんとさだこちゃん』(著:津々巳あや / KADOKAWA)
ホラーとコメディが共存している作品だとこんな感じかな。
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