【生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい】200年後の世界で目覚めた錬金術師が送るスローライフファンタジー【漫画感想】

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生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい1巻表紙より 漫画
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい1巻表紙より

どうも、ハルです。

今回は、小説家になろう初の異世界スローライフファンタジー『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』の感想・紹介です。

作品情報

漫画『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』1巻表紙より
漫画『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』1巻表紙より

出版社
 KADOKAWA(B's-LOG COMICS)
原作
 のの原兎太
著者
 溝口ぐる
巻数
 現2巻刊行
関連キーワード
 異世界 / スローライフ / ファンタジー

あらすじ

エンダルジア王国は『魔の森』のスタンピードによって滅亡した。

錬金術師の少女・マリエラは『仮死の魔法陣』の力で難を逃れたものの、ちょっとした「うっかり」で眠り続けてしまい、目覚めたのは200年後。

ーーそこは錬金術師が死に絶え、ポーションが高級品と化した別世界だった。

都市で唯一の錬金術師になってしまった少女・マリエラの願い。
それは、のんびり楽しく、街で静かに暮らすこと。
ほのぼのスローライフ・ファンタジー、ここに開幕!

KADOKAWA - 『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』より

見所

錬金術師の死に絶えた世界

錬金術師が死に絶えたことで、数十年前から保管されている劣化ポーションしか出回らない迷宮都市。

漫画『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』1巻より
漫画『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』1巻より

唯一の錬金術師という自身の希少価値に気づいたマリエラが、200年という歳月がもたらした社会の変化に戸惑いながらも、助けた奴隷のジークとともにひっそりと錬金術を使い迷宮都市で暮らしていく姿を描いています。

ほのぼの日常系ストーリー

ポーションを作れる唯一の錬金術師という危うい存在ながらも、シリアス展開はほとんどなく基本はほのぼのとした日常ストーリー。

漫画『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』1巻より
漫画『生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい』1巻より

出会いに恵まれ優しい人々に囲まれた生活は、マリエラ自身の明るく陽気な性格も相まってとても暖かい雰囲気を醸し出しています。

まとめ・感想

原作の世界観をうまく再現できているように感じました。

時の経過によるチート化作品はそこそこありますが、チートの方面が生産系のせいで能力を隠さねばならず、知恵を絞りながら生活していく姿は好感が持てます

マリエラだけでなく奴隷のジークの成長物語でもあるので、二人がどのように成長していくのか今後の展開が楽しみな作品です。

こんな人におすすめ
・少女が主人公の異世界ファンタジーが好き
・生産チート系作品が好き
・ほのぼのスローライフ系作品が好き

同系統・雰囲気が近い作品

  • 『聖女の魔力は万能です』 (原作:橘由華 / 著者:藤小豆 / KADOKAWA) 
  • 『森のほとりでジャムを煮る ~異世界ではじめる田舎暮らし~』 (原作:小鳩子鈴 / 著者:拓平 / KADOKAWA) 
  • 『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 』(原作:森田季節 / 漫画:シバユウスケ / SBクリエイティブ)

女性主人公の異世界スローライフ作品だとこんな感じかな。

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