はじめまして、ハルです。
本屋から全く異なる業種のSEに転職して早数年。
ようやく仕事にも慣れてきて生活も落ち着いてきたので、今日から少しずつ自分のおススメ作品の紹介をしていこうと思います。
最初の投稿ということで、私が一番好きな日常系作品から
迷える妖怪たちのための共同住宅「あやかし荘」を舞台に、人間と妖怪の何気ない日常を描いたハートフルストーリー
『あやかしこ』の感想・紹介です。
作品情報
■出版社
KADOKAWA / メディアファクトリー(MFコミックス アライブシリーズ)
■著者
ヒジキ
■巻数
現7巻刊行
■関連キーワード
妖怪 / 日常
あらすじ
妖たちが住まう共同住宅。通称あやかし荘。宮塚真歩路は16歳にして、このあやかし荘の管理人さんです。お金はないけど、食いしん坊な座敷わらしや、イタズラ好きな妖狐、冷蔵庫に住む雪女など、気ままな住民たちとのなんだかんだで騒がしく楽しい日々。疲れた心を癒やしたい貴方に贈る、歴史ある下町浅草にて過ごす、妖のいる日常へようこそ――!
コミックキューン - 『あやかしこ』より
見所
個性的で可愛い妖怪たち
日常系作品ということで見所はやはり個性的で可愛い妖怪たちです。
- お子ちゃまで食いしん坊な座敷わらし:きぃ
- イタズラ好きな妖狐:玖雨狐
- ドジっ娘な雪女:雪芽
- ツンデレな猫又:ネネ
日本の有名妖怪たちが、萌え要素をギュッと凝縮したような可愛い女の子として描かれています。
のんびりとした日常を気ままに過ごす彼女たちは、妖怪としての能力を使いつつも食事したり遊んだり寝たりと人間じみた所もあり、親しみやすく身近に感じます。
絵もとても可愛らしくゆるく可愛い彼女たちにマッチしていて魅力を最大限引き立てています。
霊能力主人公はあやかし荘のお母さん
主人公・真歩路はそんな妖怪たちが住むあやかし荘の管理人。
あやかし荘では住人たちのご飯を作ったり世話を焼いたりと、みんなのお母さん的ポジションの優しく素敵な女の子。
そんな真歩路も学校では別の顔が。
霊能力のせいで幼いころから誤解を受けやすかったため、隙を見せないようにと周囲と距離を置くようになり、無口でクールな大人びたキャラに。
しかし、そんな他人を寄せ付けない雰囲気が周囲に受けてひそかに大人気となっています。
人気はあるものの友達はおらず孤立していた真歩路ですが、妖怪を通してエミという人間の友達ができます。
エミとの交流を通して周囲に馴染んでいく真歩路の成長も見所ですね。
まとめ・感想
展開が激しく動いたりするような刺激はないけど、何気ない日常の1シーンはとても暖かいものばかりで心がほっこりするような癒しがたくさん詰まっています。
可愛いキャラクターに優しく丁寧に描かれた絵も相まってとても優しい雰囲気の作品です。
コミックス6巻はドラマCD付きの特装版も出ています。
- 宮塚真帆路役:早瀬莉花
- ネネ役:沼倉愛美
- きぃ役:久野美咲
- 玖雨狐役:喜多村英梨
- 雪芽役:影山灯
- エミ役:徳井青空
現在は新品では入手できなさそうですが、個人的にかなり熱いキャスティングなので、このままアニメ化してくれたら嬉しいな~。
・妖怪が出てくる作品が好き
・癒されたい
同系統・雰囲気が近い作品
- 『のんのんびより』(著:あっと / KADOKAWA)
- 『ばけもの町のヒトビト』(著:くまのとおる / 双葉社)
- 『ようこそ幻界集落へ』(著:こと / 芳文社)
- 『ばけものだらけ』(著:雨鳥 / 講談社)
- 『猫神やおよろず』(著:FLIPFLOPs / 秋田書店)
- 『我が家のお稲荷さま。』(原作:柴村仁 / 漫画:松風水蓮 / アスキー・メディアワークス)
妖怪物の日常系作品だとこんな感じかな。
コメント