【映画】シライサン【感想・レビュー】

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映画『シライサン』公式サイトより 映画
映画『シライサン』公式サイトより

こんばんわ。

先日、映画館で『シライサン』を見てきたので、今回は『シライサンについての感想を書きます。

作品情報

映画『シライサン』ポスタービジュアルより
映画『シライサン』ポスタービジュアルより

公開
 2020年1月
脚本・監督
 安達寛高(乙一)
キャスト
 飯豊まりえ
 稲葉友
 忍成修吾
 谷村美月
 江野沢愛美
 染谷将太

YouTube - 『松竹チャンネル』 より

あらすじ

親友の突然の死のショックから立ち直れない女子大生・瑞紀(飯豊まりえ)は、弟の変死に直面した青年・春男(稲葉友)と出会う。

眼球が破裂し、何かに怯えたように死んでいった彼らの死の真相を探るうちに、二人は理解を超えた戦慄の真実に突き当たる。

そして、その名を知ってしまった彼らもまた“シライサン”の呪いに巻き込まれていく。

“シライサン”の正体とは?その名を知ってしまった彼らは、呪いから逃れることはできるのか―?

『シライサン』公式サイトより

感想・レビュー

小説家・乙一として知られる安達寛高監督が挑む、『リング』、『呪怨』の系譜に連なるジャパニーズホラーのニューアイコン。

眼球が破裂し死亡するという怪死により、近しい人を失った瑞紀と春男。
二人は事件の調査していくうちに「シライサン」の呪いに巻き込まれていき...
といった内容。

名前を知るだけで呪われるという誰でも簡単に呪われる可能性がある状況が、SNS等で誰とでも気軽に連絡を取り合える現代社会において最も身近な恐怖としてマッチしていると思います。

異様なほど目が大きく不気味なシライサンが、暗闇の中で徐々に近づいてくるシーンはじわじわと恐怖心が煽られましたが、顔をドアップで写したり日中の野外に出てくると作り物感が先行してしまい恐怖感が薄れてしまっていたのが残念でした。

『リング』『呪怨』に比べて若干オカルト要素を感じましたが、シライサンの正体については深く掘り下げていなかったのが少々物足りなく感じました。

ここらへんは原作小説を読めってことですかね。
それとも続編のために敢えてぼかしてたり...

原作小説を読んだ後だとまた別の感じ方が出来そうだけど、とりあえず映画のみ視聴した感想だと
全体的にふわっとしていたのと後半の畳みかけるような展開に消化不良感は否めない内容でした。

個人評価は2.5

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