どうも、ハルです。
近場の映画館に『夏目友人帳』の映画を見に行こうとしていたら、2/5に公開予定の『樹海村』の先行上映を行っていたので『樹海村』の方を見てきました。
そんなわけで今回は、和製ホラー映画『樹海村』についての感想を書きます。
作品情報
■公開
2021年2月5日
■監督
清水崇
■脚本
清水崇
保坂大輔
■キャスト
山田杏奈
山口まゆ
神尾楓珠
倉悠貴
工藤遥
大谷凜香
塚地武雅
安達祐実
原日出子
國村隼
あらすじ
映画『樹海村』公式サイトより
「お姉ちゃん知ってる?この箱が置かれた家はね、みんな死んで家系が途絶えるの・・・」
人々を戦慄させる禍々しい古くから伝わる強力な呪いを、歪な木々や地を這う根が生える、不気味で壮大な樹海の奥深くに封印した。
ーー13年後。
姉妹の響と鳴の前に、あれが出現。
そして、樹海で行方不明者が続出する。
自ら向かったのか?それとも魔の力に吸い寄せられているのか?
恐怖が、いま再び解き放たれる。
『コトリバコ』と『樹海村』
どちらもインターネットの掲示板等から広まった都市伝説。
コトリバコ
コトリバコとは「子取り箱」、つまり、子どもを犠牲に作られる呪殺の箱のことで、箱を見たり触れたりするだけで死に至る呪いが降りかかるとされています。
呪いの対象は女性と子供で、その一族を根絶させるという目的があったと考えられています。
作成する際に使用する子供の死体の数だけ強力な呪いとなるといわれており、1人から順に「イッポウ」「ニホウ」「サンホウ」「シホウ」「ゴホウ」「ロッポウ」「チッポウ」「ハッカイ」と名付けられているそうで、8人の子供の死体を使用した「ハッカイ」が限界といわれています。
樹海村
青木ヶ原樹海の中には、自殺に訪れたが死にきれなかった人々が集まった集落があり、入ったら生きては出れないといわれています。
感想・レビュー
『コトリバコ』と『樹海村』を題材にした都市伝説ホラー。
『犬鳴村』に続く【恐怖の村】シリーズ第2弾と銘打たれ、監督は引き続き清水崇が務めている。
コトリバコを見つけてしまった若者グループが怪現象に見舞われ次々と非業の死を遂げていく姿が描かれています。
コトリバコの内容はアレンジされすぎていて実際に語られているものとは全然違うものになっているので、あまり期待しすぎるとガッカリすることになると思います。
樹海で生まれた呪われたやばい箱くらいの認識がちょうどいいかも。
中盤まではコトリバコ中心で和製ホラーらしいジワジワと恐怖心を煽ってくる演出が多くそこそこ楽しめましたが、樹海村がガッツリ絡んでくる後半は犬鳴村と同じような展開で、一気にチープ感がまして残念なことに。。。
異なる二つの都市伝説を組み合わせているせいかどちらも中途半端で設定の粗さが目立っているように感じました。
怖いものと怖いものを合わせるともっと怖くなるという安易な発想はうまくいかないという反面教師作品でした。
個人評価は
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