どうも、ハルです。
コロナの影響で参加予定のイベントも中止になり仕事も在宅メインになったので、外出する機会がなくなり半引きこもり状態ですが、外に出たい思いはあるので旅漫画を読み直して我慢しています。
今回は、旅漫画の中でも特に気に入っている『ざつ旅』の感想・紹介です。
作品情報
■出版社
KADOKAWA(電撃コミックスNEXT)
■著者
石坂ケンタ
■巻数
現2巻刊行
■関連キーワード
旅 / 日常
あらすじ
ここではない、どこか。そこに私が待っている――。
KADOKAWA - 『ざつ旅』より
新人漫画家の鈴ヶ森ちかは、ネームを持ち込む度に全ボツを食らっていた。
心が折れかけた彼女だが、唐突に旅に出ることを思い立ち――。
ざつな旅だからこそ癒やされる、究極旅コミック!
見所
目的地をSNSのアンケートで決める
主人公の鈴ヶ森ちかが、SNSのアンケート機能を使って目的地を決め、目についた場所を雑に旅する姿を描いている本作ですが、なんとtwitterと連動しています。
twitterに存在するちかのアカウントで、実際にアンケート機能を使用し目的地を決めて旅行した様子を漫画にするなんて面白い試みですよね。
twitterでは旅先の写真とかも投稿されているので本編と合わせて楽しめるのも魅力的です。
リアリティのある無計画旅
行き当たりばったりな旅ながらも、観光地やご当地の食べ物等、押さえるべきポイントはしっかりと押さえており純粋に旅漫画として面白いです。
背景描写も細かく、実際に訪れて自身の目で確かめたくなる魅力があります。
適当に散策して見つけた場所に寄り道したり、宿が取れずにあたふたする姿などリアリティが感じられるのも良いですね。
まとめ・感想
購入後にtwitterと連動しているということに気づいてすごく驚きました。
やたらリアリティのある無計画旅だなって思ったのも納得です。
内容は女の子たちの無計画な旅の様子を描いたほのぼのとした雰囲気の作品なので、旅好きとか関係なく誰でも気楽に楽しめると思います。
読むと旅に行きたい欲が掻き立てられるので、花粉の時期が過ぎたらこの作品くらい雑に旅に出たり、ちか達の足跡をたどる聖地巡礼なんかもしてみようかな。
・ゆるい日常系の話が好き
同系統・雰囲気が近い作品
- 『ぱらのま』 (著者:kashmir / 白泉社)
- 『ゆるきゃん』 (著者:あfろ / 芳文社)
- 『旅する海とアトリエ』(著者:森永ミキ / 芳文社)
- 『渡り鳥とカタツムリ』(著者:高津マコト / ワニブックス)
同系統作品だとこんな感じかな。