どうも、ハルです。
今回は、なろう初異世界ファンタジー作品『リアデイルの大地にて』の感想・紹介です。
作品情報
■出版社
KADOKAWA(電撃コミックスNEXT)
■原作
Ceez
■著者
月見だしお
■巻数
現3巻刊行
■関連キーワード
異世界ファンタジー / チート
あらすじ
生命維持装置によって命をつなぎ留めていた各務桂菜は、停電によって命を落とし、VRMMORPG『リアデイル』の200年後の世界に自身のアバターであるハイエルフの“ケーナ”として転生してしまう。
KADOKAWA - 『リアデイルの大地にて』より
豊かな自然と高く澄んだ青空が広がるリアデイルの地で、200年の間に何が起こったのかを調べつつ、ケーナはこの世界に生きる人々やかつて自らが生み出したNPCと交流を深めていく
見所
オンラインゲーム世界での冒険譚
現実世界で命を落とした各務桂菜は、直前までプレイしていたVRMMO『リアデイル』の世界に自身のアバターの「ケーナ」として装備も能力もそのままに転生を果たします。
生命維持装置に生かされていた現実とは違い自由に動ける体になったケーナは、異世界で自分がやりたいと思う事を探しながら気ままな冒険をしていきます。
異世界での賑やかな日常
現代知識とチート能力で大量のモンスターを狩ってきたり水車や風呂を作ったりと、200年経って様変わりした世界で常識ハズレな行動をするケーナに、周囲が振り回される様子がコミカルに描かれています。
能天気なケーナと、表情豊かなリアデイルの人々との賑やかな日常はとても暖かくほっこりさせられます。
まとめ・感想
停電により生命維持装置への電力供給が途絶え命を落とすという重めな始まりとは裏腹に、ゆるくほのぼのとした雰囲気のとても読みやすい作品です。
2010年から小説家になろうに投稿されている異世界ファンタジーが流行り始めた頃の作品なので、今の作品のような派手さはないものの、全体的に素朴で懐かしいような感じが良いですね。
私自身小説家になろうで8、9年前にハマっていた作品なので、今になってのコミカライズは感慨深いです。
コミック版のケーナの冒険がどのように展開されていくのか、今後が楽しみですね。
・主人公チート系作品が好き
同系統・雰囲気が近い作品
- 『くまクマ熊ベアー』 (原作:くまなの / 著者:せるげい / 主婦と生活社)
- 『賢者の弟子を名乗る賢者』 (原作:りゅうせんひろつぐ / 著者:すえみつぢっか / マイクロマガジン社)
- 『オーバーロード』 (原作:丸山くがね / 著者:深山フギン / KADOKAWA)
- 『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』(原作:秤猿鬼 / 著者:サワノアキラ / オーバーラップ)
VRMMOの世界に転生する系作品だとこんな感じかな。